家庭について


現代社会の人々が物質的な豊かさほどには幸福を享受し得ていないのは、本を正せば家庭が崩壊しているからです。家庭を救うためには、まず大人たちが襟を正してきちんと生きることです。(p.215)

 

いくら大きな社会的成功を収めたとしても、家族の囲いが崩れてしまえば不幸になってしまいます(p.231)

 

家庭こそが天国です。いくら莫大なお金と名誉を持ち、世界をすべて手に入れたとしても、健全な家庭を築くことができなければ、その人は不幸です。家庭は天国の出発点だからです。(p.218)

 

家和して万事成る」という言葉を覚えておくべきです。家庭が平和であれば、すべてのことがうまくいくという意味です。(p.223)

 

世界平和は、その言葉どおりに雄大なものではありません。家庭が平和であってこそ社会が平和になり、国家間の葛藤が消え、それがあってこそ世界平和への道が開かれます。(p.229)