人生について


私たちがこの世に生まれて80年を生きても、本当に自分自身のために使える時間はわずか7年だけです。

人生はゴム紐と同じです。誰にも等しく与えられた7年が、ある人には7日だけ使われ、ある人には70年分にも使われることがあります。時間はもともと空いていて、私たちがその中を満たしていくのです。人生も同じです。(p.236)

 

人生いかに生きるべきか、ということに対する答えは簡単です。愛によって生まれたのですから、愛の道を求めて生きなければなりません。父母の果てしなく深い愛を受けて生まれた命なので、生涯その愛を返して生きなければならないのです。それこそが、私たちが人生において自らの意志で選択できる唯一の価値です。私たちに与えられた7年という時間の中に、どれほど多くの愛を満たしたか、ここに人生の勝敗がかかっています。(p.237)

 

最も大切なことは、罪を犯さず、影のない人生を生きることです。(p.238)

 

一度だけの人生を世界が必要とすることに投じてください。(p.332)

 

本来、幸福な人生とは良く生きることであり、それは意味のある人生を生きるということです。(p.336)

 

利己的な人生は、自分のために生きているように見えますが、究極的には自分を破壊する人生です。(p.340)

 

幸福は、人のために生きる人生の中にあります。(p.343)